
自宅の数ある食器の中で、つい手に取ってしまう器があります。
それが、こちらのWONKI WARE。
「WONKI WARE(ウォンキ ウェア)」は、南アフリカの地で、
人の手で時間を掛け、丁寧に作られています。器の成型や彩色もすべて人の手で行っている為、
リムに揺らぎがあったり、色合いにムラがあったり。
彩色後の器を乾かすのに約3日間を要するというとても原始的なもの作りをしています。
しかし、それらがWONKI WAREらしさである、素朴で力強い風合いを醸し出しています。
ところどころにゆがみのある有機的なフォルムは、持つ人の手にしっくりと馴染み、
アフリカの温かい精神をはっきりと感じることが出来ます。
器自体は薄くて軽く、素朴な風合いとのバランスが絶妙で、
現代的なニュアンスを感じます。日常使いしやすい点も魅力の一つ。
プディングボウルは朝食のサラダやヨーグルトを使うのにちょうど良いサイズです。
人の手を感じるムラのある色合いが、朝からエネルギーをくれるようにも感じられます。
特に素材を生かした料理との相性が良いようです。
なんとなく器を手に取り、あるものを食べるのではなく、好みの器を使って、
その器に何を盛るか、家族や自分自身の健康に良いものは何かを考えながら食事をする。
器一つが、そんな風にライフスタイルすらも変える力を持っている気がします。
WONKI WAREは、南アフリカのガーデンルート沿いのジョージという小さな町で、 約20年前、町の中心部に小さなスタジオから始まりました。 現地の土を使い、15年間窯を操業し、変わらず人の手で創作活動を続けています。 南アフリカの伝統的な陶芸を現代的にアレンジした作品は、現地の土を使い、 熟練の職人によってひとつひとつハンドメイドされています。
