季節ごとに家具を変更することは容易でないですが、様々な色やテクスチャーが豊富で掛け替えが簡単なテキスタイルは気軽に気分や季節を表現してくれる、私にとって洋服のような存在です。

そんなテキスタイル好きの私が、好きが高じて3枚も私用で持っているラリーキルト。　その魅力は1枚1枚違うステッチ、柄合わせ、生地の厚み、、、。とにかく、世界に1枚しかないというところ！！

刺し子のようなハンドステッチは途中で色が変わっていたり、いきなり別の生地をパッチしていたりと作り手の感性が感じられるものばかりです。

私はそんな遊び心に共感して、部屋のスタイリングやコーディネート度外視で自分の直感を大切に選びます。それはギャラリーで好きなアートと出会う感覚に近く、そんな1枚と出会った時は毎回心が躍ります。

 

しっかりと実用性もあるラリーキルトは普段はチェアに掛けたり、ベッドスプレッドとして使用していますが、夏の時期はラグとしても大活躍します。両面全く違う色柄なのでどちらを表にするかで、脇役にも主役にもなるマルチプレイヤーなところも魅力の一つ。

そんな様々な要素と顔を持つラリーキルトは季節のお助けアイテムでもあり、1枚のアートのような存在でもある。

そう、私にとって魔法のキルトなのです。